筑波大学スポーツ教室:弓道
(98年5月31日、筑波大学弓道場)

筑波大学では、毎年5月と11月に、週末を使って、一般を対象に弓道教室を開きます。 全8日間になりますが、ここではその最終日の様子を掲載いたします(写真が今ひとつ暗いのですが、ご勘弁を)。

指導者の森俊男先生 準備運動

初級者コース

初級者用の的、正規の距離の半分くらいの位置に立てます
8回の練習で(画像は暗いけど)こんなに上手になります

中級者コース

上級者コース ..... 写真なし.....

射会 (替わり的)

例年、この教室の最終日は、3人でチームを組んで、「替わり的」という競技を行います。 これは江戸時代から伝わっている競技で、さまざまな大きさや形の的を 狙って的中を競います(いろいろ、的が替わるから「替わり的」なのだそうです)。 日頃から、的の中心を狙って当てる技術を持っていれば簡単なはずなのですが、 実際には......

紅白。 まず紅の部分を狙って紅に当たれば10点、白に当たれば5点、外せば0点 (よりシビアなルールの場合は、白に当てると−3点とかで減点になります)。 次は白を狙って.... という感じ。狙い過ぎて、外す人が続出します。

縦横。 当たれば10点、外せば0点。うわさでは、 横に外しにくい射法や縦に外しにくい射法が存在するそうなのですが とてもそれどころでは....

三晃。 これは本当にチームプレーで、 2本x3人の計6本で大中小、三つの的を、この順に射上げます。 大に当てるまでは、中や小に当たっても得点になりません。大だけなら10点、 中まで射上げれば30点、小までいけば60点、また残り矢一本につき10点 加算されます。

射会風景 今回は、中上級者も、初級者に合わせて近距離の的を狙いましたが、近いから当て易いという わけには行かず、むしろいつもと上下の狙いが変わるので、苦戦を強いられました (初級者へのハンデ、というより、中上級者が外した場合の言い訳になります...)。

修了証書授与。 懇親会。